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開催地ビアリッツの魅力

スペイン国境近くのビアリッツは、大西洋に面し、昔から英国人が船で保養にやって来た歴史がある。その歴史の名残りが、市の郊外に多く見られる、英国風の木組みに白壁のヴィレッジ風の別荘であり、冬季は、その多くがブラインドを下ろしている。夏の繁忙期は、3万3000人の人口が4倍に膨れ上がり、FIPAのメイン会場であるカジノの前のビーチは海水浴客で溢れる。

ホテルも、ナポレオン王妃ウジェーヌがひいきにした豪華ホテル、オテル・デュ・パレが威容を誇り、ビアリッツの代表的風景となっている。このホテルはここ数年、コート・ダジュールのカンヌやニースに押しかける日本人観光客の誘致に力を入れ始めた。売りは、冬でも温暖な気候で、ゴルフが年間楽しめること。また、海水美容法(タラソテラピー)のメッカを自認しており、スパを併設する準備も始めるほど。金持ちの日本人に来てもらいたいという熱意を感じさせる。また、同市には、アジア人が全く見られず、日本人にとって新鮮に映るだろう。

カンヌからビアリッツに本拠地を移したことについて、ドゥロ総代表は「何よりもカンヌより静かで、けばけばしくない。そして、ばかばかしく高いカンヌ物価と比べ、ビアリッツは相当に安い」と、大いに満足している。